アレルギー性のという意味で使われるアトピーという言葉は、さまざまなアレルギー疾患に冠せられ、アトピー性皮膚炎、アトピー性気管支喘息、アトピー性鼻炎などと呼ばれます。 日本人はアトピー性皮膚炎のことをしばしばアトピーと略して多用するので、ここではアトピー性皮膚炎に話を限定して進めることにしましょう。 幼児期に8割が発症するというアトピーですが、最近成人になってからの発症が増えており、また学童期に自然治癒すると考えられていましたが、成人まで持ち越したり成人になって再発するケースが増えてきています。
特に昨今成人患者が増加していることは、アトピー素因といったアレルギー体質だけでは説明が付かず、さまざまな環境要因が多大に影響していると考えられています。 アトピー症状の発生悪化を招くアレルギー源であるアレルゲンは、私たちの環境の中に無数に見られるものであり、ダニ、ハウスダスト、鳥の糞といったものが挙げられます。 ストレス社会がアトピーの症状を悪化させるという説もあり、進学、就職、職場の配置転換などがストレスの原因となり、掻破行為が習慣的になることはよくありません。
現代の医療技術ではアレルギー発症そのものを抑えることができないため、病院で行われるアトピーの治療は症状を軽減させることを目的として行われています。 アレルギーの抑制が根治につながるわけですが、アトピーの原因となるアレルゲンの特定はかなり困難であり、特定されたとしてもダニやハウスダストなどの類は環境中に無数に存在し完全除去はきわめて困難を要します。 清潔な住環境を整え規則正しい生活をすることは、アトピー発症の刺激を抑えることとなるので、十分な睡眠やストレスの解消も気をつけなければいけません。
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